ラン栽培、頑張ってます
またしてもお久しぶりになりました。エルチェです
書いてない間、コミケでカトレア本を出したりしていまして、沢山の方に読んで頂き、改めてありがとうございます。内容が濃すぎるかもしれませんが、参考にしてもらえたら幸いです。
さて、今1番力を入れている洋ラン栽培ですが、良いことも悪いことも沢山ありました。その部分を抜粋してお送りしたいと思います。
まずは良いこと
パフィオと親戚のフラグミ栽培、頑張ってます。
夏場、日光のよく当たるところに置いていたのですが、暑すぎ又は日光が強すぎたのか元気が無くなっていたのですが、東側の50%遮光で育ててみたらそれが成功して無事復活。熱い間のダメージがあると思うので今年の開花は厳しいかもですが、新しい葉も出てきて、来年に向けて良い感じで育ってくれていると思います。
ちなみにこの写真は2週間前の写真で、実は更にもう1株子供のパフィオが増えています。その株は水苔植えだったので、次植え替えるときはプラ鉢水苔に挑戦したいなと思っていますよ。
カトレアの種が無事完成しました。
受粉してから6ヶ月強・・・洋ラン会の方曰く少し早めらしいのですが、割れるのが怖いので採取して、播種の委託業者さんに無事委託完了しました~
詳しい親はまだ言えないのですが、ピンク系を狙いつつ、2代前の花がタイプがバラバラなので、株ごとに様々な色合いの花が咲いてくれるといいなって感じの安定性より爆発力重視の交配にしました。失敗すれば全部駄花、うまくいけばあまり見られないような花が咲いてくれるかも?
とはいっても咲いてくれるのは5年以上先の話、気長に赤ちゃん苗が到着するのを待ちたいなと思います。
次は悪いこと
主に枯れかけ、枯れた、な話なのですが
イオノシが大ピンチです
去年付けた大きな葉が急に枯れだしてきて、現在は極小さな葉が残っているのみに・・・実はイオノシって結構癖が強いらしく、片親のイオノプシスがくせ者で結構体質的に弱い傾向があるらしいです。まだ完全に死んだわけではないので、数年順調に育って復活してくれれば咲いてくれる可能性はあるかもですが・・・現状厳しい状態が続いています。
バーク植えのシンビが軟腐病にかかり、枯死
実は初めての大きな病気に遭遇してしまいました。写真見ても分かるように、基礎の部分が腐っていて、新芽がスポン・・・と抜けてしまっています。臭いで明らかに軟腐病って事が分かりました。
バックバルブの葉が枯れ始めている時点でスターナという強力な殺菌剤を散布すれば助かったかもしれませんが、おかしいと思ったときにはすでに手遅れでした。原因は分かりませんが可能性としては、「去年の古いバークを使ったので、バーク内に菌が増殖していた」「今年は酷暑だったので、株の体力が落ちていた」あたりが有力なのかな?って思っています。
ちなみに写真がありませんが、今年東京ドームで買ったデンドロも害虫に同じく基礎部分をやられ、枯れてしまっています。
こればかりは植物も生き物なので仕方ない部分もあるのですが、軟腐にかかったシンビの近くにパフィオが居るので、更に被害が拡大しないか心配ではあります。
栽培始めて4年目になりますが、洋ラン栽培の厳しさを今年は味わうことになっています。
ちなみにですが、写真はありませんがオンシ、ペレポスト植えのもう1つのシンビ、毎年咲かせてくれている大型デンドロ、エピデン、赤ちゃん含めたカトレア達はとても元気にしていますよ。特に今年は初花を見せてくれそうなカトレアが2株居るので、秋~冬がとても楽しみです!
最後に全く園芸とは関係のない話になりますが、9月29日横浜産貿ホールマリネリアで行われるじゃぶマイ6に参加します。去年に引き続き、グッズを出しますので「じ29」の僕のサークルをよろしくお願い致します。